<牛肉>
薄めた調理液に5分ほど漬け込んだ後に調理します。漬け込んだ調理液は捨てましょう。
しゃぶしゃぶの場合は、水から肉を入れ、アクと一緒に出てくる農薬や女性ホルモン剤はていねいに何回も捨てるようにしましよう。
肉じゃがや肉豆腐も煮汁を倍に薄めた液を煮立て、3分ぐらい煮た後、調理するようにしましょう。アク出しした煮汁は捨てましょう。
塩、コショウして焼くだけのステーキは薬剤を取り除くチャンスがありませんからできるだけ国産牛を焼き、脂肪が多いものは極力、避けましょう。
<豚肉>
牛肉も豚肉も基本的には同じです。
脂肪の中に農薬や化学合成物質が残留しています。薄めた調理液に5分ほど漬け込んだ後、調理しましょう。
<鶏肉>
鶏肉も薬剤の残留は脂肪の部分に多いですから脂肪は切り取るように調理します。煮込みに使う場合は一度たっぷりのお湯で下湯でした後に料理に使いましょう。
<ひき肉>
余分な薬剤が残留している部分はほとんど脂肪の中にありますから、こし器に入れて、熱湯にくぐらせ、脂肪を取り除いた後、調理するようにしましょう。
<レバー>
薄い塩水に五分ほど漬けた後、もみ洗いしながら三回ほどすすぎ、下味のしょうゆの中に五分ほど漬けた後、調理しましょう。漬け込んだ下味は捨てましょう。
以上が魚、貝、肉類を食する前に不要な残留薬剤の取り除き方です。農薬や添加物はしばしば指摘されて問題になりますが、指摘するだけでは現実に毎日食べなくては生きていけない私たちにとって何の解決にもなりませんので、安心して食していただくために残留薬剤の具体的な取り除き方を簡単に説明させて頂きました。
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